「うちの子、高校生になってから習い事が何もないけど、このままでいいのかな」と、ふと不安になったことはありますか?
実は、高校生の約7割は習い事をしていないのが現実です。部活や勉強に追われて、習い事まで手が回らない。それがリアルな高校生の姿です。
でも、習い事って「勉強の邪魔になるもの」じゃないんです。子どもの可能性を広げ、学校以外の居場所や仲間を作るきっかけになることも、本当に多いです。
この記事では、高校生に人気の習い事TOP10を、費用の目安・特徴・向いている子のタイプとともにまとめています。さらに、将来のスキルにつながる習い事、友だちができやすい習い事、資格が取れる習い事も比較しています。
「どれが合っているかわからない」「費用が心配」「失敗したくない」というママのために、体験談や失敗例も交えながら解説しています。気になる習い事が見つかったら、まず体験から動いてみてください。タイミングを逃した、という声は本当によく聞くので。

高校生が習い事をしている割合とリアルな実態
「うちの子、部活以外に何かやっているのかな」と気になるママは多いはず。まず、実際のデータを見てみましょう。思っていたより、リアルな数字が出てきます。
データが示す「高校生の習い事事情」の今
学研教育総合研究所が発表した「高校生白書2024年調査」によると、「学校以外で習い事をしていない」高校生はなんと68.5%にのぼります。
2018年の調査では56.8%だったのが、2021年に62.5%、そして2024年には68.5%と、年々増えています。習い事をしている高校生は、今やむしろ少数派です。
習い事をしている高校生の内訳を見ると、こうなっています。
勉強系が圧倒的に多く、それ以外の習い事をしている子はごくわずかです。ただ、これはあくまで「通っている」習い事の数字。アプリや動画を使って英会話やスキルを学んでいる高校生も、実際にはかなりいると考えられます。
参照
習い事をしていない高校生が増えている理由とは
習い事をしていない高校生が増えている背景には、いくつかの事情があります。
部活や勉強で時間が取れない、費用の問題、「何をやりたいかわからない」というケースが多いようです。また、スマホやアプリで手軽に学べる環境が整ったことで、「わざわざ通わなくてもいい」と感じる高校生も増えているという声もあります。
高校生の習い事人気ランキングTOP10と選ばれる理由
実際に高校生が通っている習い事、TOP10を一気に見ていきましょう。費用の目安と、選ばれる理由を合わせてまとめています。「うちの子に合うのはどれかな」と比べながら読んでみてください。
1位|学習塾・予備校
高校生の習い事で断トツ1位は、やはり学習塾・予備校です。割合にして15.3%、習い事をしている高校生のうち最も多くが通っています。
大学受験を控えた高校生にとって、塾は「習い事」というより「必需品」に近い存在です。学校の授業だけではカバーしきれない受験対策や、苦手科目の補強ができる点が支持されています。個別指導型なら一人ひとりのペースに合わせてもらえるため、授業についていけるか不安な子でも取り組みやすいという声があります。
塾選びで失敗したという話もよく聞きます。「なんとなく有名だから」で選んで、子どもの学習スタイルに合わなかったというケースは少なくありません。体験授業を必ず受けてから決めることを強くおすすめします。
2位|通信教育
通信教育は、自宅で自分のペースで学べる手軽さが高校生に支持されています。進研ゼミやZ会などが代表的で、タブレット学習など使いやすい形式に進化しています。
部活が忙しくて塾に通う時間が取れない、という高校生にとっては特に向いています。費用も塾より抑えられるため、家計への負担が少ない点も選ばれる理由のひとつです。
ただ、通信教育で伸びる子と伸びない子の差は「自己管理できるかどうか」にほぼ集約されます。教材が届いても積まれていくだけ、という失敗談はあるあるです。お子さんの性格をよく見て選びましょう。
3位|音楽教室
音楽教室は、高校生でも続けている子が多い習い事の代表です。特にピアノは幼い頃から続けている子が多く、高校生になっても辞めずに通っているケースが目立ちます。
新しく楽器を始める高校生も、決して少なくありません。「文化祭で弾けたらかっこいい」「一生の趣味にしたい」という動機で始めた子が、本当に長く続けているという話はよく耳にします。
4位|英会話・英語教室
英会話は、将来を見据えた習い事として根強い人気があります。大学受験の対策だけでなく、実際に「話せる英語」を身につけたいという高校生が増えています。
外国人講師とのレッスンでは、学校では体験できないリアルなコミュニケーションが学べます。グローバルな交友関係が広がった、という話も聞きます。将来の選択肢を広げるという意味で、始めて損のない習い事のひとつです。
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5位|習字・書道
意外と思うかもしれませんが、書道は高校生に静かな人気があります。「字が美しいこと」は、大学入学後の提出書類や就職活動の場面でも、地味に効いてくるスキルです。
心を落ち着けて一つのことに集中する時間は、受験勉強のプレッシャーの中にいる高校生にとって、意外な癒しになるという声もあります。
6位|水泳
水泳は、体全体を使う全身運動として年齢を問わず長く続けられるスポーツです。関節への負担が少ないため、けがのリスクも低く、体力づくりとしても優れています。
高校生から始める場合、初心者クラスのある教室を選べば問題なくスタートできます。泳げる距離や種目が増えるたびに達成感があり、継続しやすい習い事のひとつです。
7位|バスケットボール
バスケットボールは、チームスポーツとしてコミュニケーション能力も同時に鍛えられる習い事です。スクールや教室に通えば、学校の部活とは違うチームメンバーと出会えるのも魅力のひとつです。
身長が伸びる時期と重なることもあり、高校生のうちに基礎技術をしっかり身につけておくと大学のサークル活動でも活躍できる可能性があります。
8位|ダンス
ダンスは、運動神経に関係なく始められる習い事として人気があります。ヒップホップ、ジャズ、K-POPスタイルなど、好みに合わせてジャンルを選べるのが魅力です。
一流ダンサーでも高校生から始めた人は少なくありません。TikTokやSNSへの投稿を通じて活躍の場が広がっているという話もあり、今の時代ならではの楽しみ方もできます。文化祭での発表は、ダンスを習っている子が本当に輝く瞬間です。
9位|そろばん
そろばんは、計算力だけでなく集中力や記憶力も同時に鍛えられる習い事です。高校生になってから続けている子は少数ですが、続けているからこそ、高いレベルの技術を持っている場合が多く、資格取得や大会参加などの目標を持って取り組んでいることが多いです。
10位|武道(柔道・空手・剣道など)
武道は、身体を鍛えると同時に礼節や精神力も育む習い事です。勝ち負けだけにこだわらず、相手への敬意や礼儀を重んじる文化は、社会に出てからも本当に役立つものだと感じています。
柔道、空手、剣道、合気道など、種類はさまざまです。流派によって指導内容の雰囲気がかなり違うので、見学や体験は必ずしてから決めることをおすすめします。高齢になっても続けられる点も、武道の大きな魅力のひとつです。
将来のスキルにつながる習い事【費用と特徴を比較】
「習い事をするなら、将来の役に立ってほしい」というのは、親として当然の気持ちです。ただ、本当に将来に直結するスキル系の習い事を選ぶなら、費用と内容の中身をしっかり見極める必要があります。ここでは実際に人気の高いスキル系習い事を比較します。
Webデザイン・動画編集・プログラミングの費用と特徴
IT系のスキルは、今の時代に最も求められている力のひとつです。高校生のうちに基礎を身につけておくだけで、大学進学後や就職活動での強みになります。
ただし、スクールによって費用と内容の差が大きく、「高額な一括払いのコースを申し込んでしまった」という失敗談もあります。高校生が習い事として始めるなら、まず体験会や短期コースから試してみることを強くすすめます。
| 習い事 | 月額費用目安 | 特徴 | 向いている子 |
|---|---|---|---|
| Webデザイン | 10,000円〜30,000円 | デザインセンスを活かせる。副業としても需要あり。ウェブデザイン技能検定(国家資格)も取得できる | 絵やデザインが好き、将来クリエイター志望 |
| 動画編集 | 10,000円〜30,000円 | 需要が高く将来の仕事にもつながりやすい。趣味としても楽しめる | 動画が好き、自分で作品を作りたい |
| プログラミング | 10,000円〜50,000円 | ITエンジニアとしての基礎を学べる。ゲーム制作やアプリ開発も可能。総合型選抜の実績にもなる可能性あり | 理系志望、将来エンジニアに興味がある |
スクール選びは慎重に。「なんとなく有名」「テレビで見た」だけで決めてしまうと、カリキュラムが合わなくて途中でやめた、という話はよくあります。学校の情報の先生やエンジニアの知人がいれば、事前に相談してみるのもいい方法です。
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英会話スクールの費用と特徴|選び方のポイントも解説
英会話は、どんな職業に就いても今後ますます必要になるスキルです。「社会人になってもっと英語を勉強しておけばよかった」という後悔の声は、本当によく聞きます。高校生のうちに始めておくのは、まじで正解だと思っています。
受験英語と英会話は別物です。文法や読解はできても「話せない」日本人が多い背景には、実際に口に出す練習が圧倒的に少ないことがあります。英会話スクールは、その弱点を補うのにぴったりの場所です。
| スクール形式 | 月額費用目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 通学型スクール | 10,000円〜20,000円 | 外国人講師との対面レッスン。交流会など友だちができやすい環境 |
| オンライン英会話 | 1,000円〜5,000円 | 自宅で学べる。1レッスンあたりの費用が安く、毎日続けやすい |
| グループレッスン | 5,000円〜15,000円 | 他の生徒と一緒に学ぶ形式。コストを抑えつつ会話の練習ができる |
友だちができて趣味も広がる習い事【費用と特徴を比較】
学校以外の場所で友だちを作りたい、新しい趣味を見つけたいという高校生にとって、習い事は最高のきっかけになります。好きなことが同じ仲間は、大学生・社会人になっても長く続く関係になることが多いです。
楽器・ダンス・格闘技の費用と特徴
体を動かしたり、音を奏でたりする習い事は、続けるほど仲間が増えていきます。学校のクラスとは違う「好きが共通した仲間」と過ごす時間は、子どもの世界を本当に広げてくれます。
| 習い事 | 月額費用目安 | 特徴 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 楽器(ピアノ・ギター・ウクレレなど) | 6,000円〜15,000円 | 一生の趣味になる。バンドやグループ演奏で仲間ができる | 楽器購入費・練習場所の確保が必要な場合あり |
| ダンス | 5,000円〜15,000円 | ジャンルが豊富。表現力・体力アップ。文化祭やSNSで活躍の場がある | 衣装・発表会費用が別途かかる教室もある |
| 格闘技・キックボクシング | 8,000円〜15,000円 | ストレス発散・体力強化。女子向けコースも充実している | 体験して自分に合うか確認してから入会する |
乗馬・ボルダリング・読書会の費用と特徴
少し珍しい習い事の方が、かえって長く続いたり、一生忘れられない出会いにつながることがあります。どれも大人になっても楽しめる趣味として人気があります。
| 習い事 | 費用目安 | 特徴 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 乗馬 | 月20,000円〜(体験は数千円) | 馬との触れ合いで癒される。年齢・性別を超えた友だちができる | スクールが近くにない場合がある。費用が高め |
| ボルダリング | 月5,000円〜10,000円(施設利用料別) | 屋内で天候に左右されない。頭を使う戦略的スポーツ。初心者でも楽しめる | 合う・合わないがあるので体験からスタートが必須 |
| 読書会・ブッククラブ | 無料〜数千円程度 | 本好きの仲間と出会える。プレゼン力が自然と身につく。オンライン参加も可能 | 個人情報の取り扱いに注意。まず体験参加から |
乗馬は費用が高めなので、まず体験乗馬から始めて、保護者も一緒に見学してから検討するのがベストです。ボルダリングは施設も増えていて、今から始めても大学・社会人になっても続けられる趣味のひとつです。
資格も取れる習い事【費用と特徴を比較】
せっかく時間とお金をかけて習い事をするなら、形に残る資格を取れたら最高ですよね。高校生のうちに取得できる資格は、大学入試の総合型選抜や就職活動でプラスになる可能性があります。ただし費用が高めのものが多いので、慎重に選ぶ必要があります。
ITパスポート・船舶免許の費用と特徴
ITパスポートは、国家資格の中では難易度が低く、高校生でも十分に取得をめざせる資格です。IT知識の入門として、大学や就職後も役立つ実用的な資格です。
船舶免許は少し変わり種ですが、16歳から取得できる種類があり、マリンスポーツ好きの高校生には特にワクワクする資格のひとつです。
| 資格 | 費用目安 | 特徴 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| ITパスポート | 講座費用:10,000円〜30,000円 受験料:7,500円 |
国家資格。3〜6ヶ月のカリキュラムで取得可能。大学入試の優遇や単位認定がある学校もある | IT知識の入門レベルのため専門性は高くない |
| 船舶免許(特殊小型) | 40,000円〜70,000円程度 | 16歳から取得可能。1日半〜2日の講習で取得できる。ジェットスキーや釣りなど趣味が広がる | 費用が高め。活用する機会を事前に考えておく |
ドローン国家資格の費用と特徴|注目される理由とは
ドローンの国家資格は、2022年にスタートした比較的新しい資格で、今まさに注目が集まっています。産業への活用が急速に広がっており、将来の仕事につながる可能性がある資格のひとつです。
趣味としてドローン空撮を楽しみながら、動画編集のスキルと組み合わせて楽しんでいる高校生もいるという話もあります。スクールが急増しているため、選び方には注意が必要です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 費用目安 | 100,000円〜300,000円程度(国家資格取得コース) |
| 取得期間 | 数日〜数週間(コースにより異なる) |
| 向いている子 | テクノロジーが好き、動画制作にも興味がある、将来の仕事の選択肢を広げたい |
| 注意点 | 費用が高額。スクールの質に差があるため、選び方が重要。屋外飛行には法律上の規制がある |
高校生の習い事を始める前に知っておきたいこと
習い事を始めたいという気持ちは大切にしてあげたい。でも、勢いだけで動くと後悔することがあります。特に高校生の習い事でよくある失敗パターンを、先に知っておくだけでかなり防げます。
費用と支払い方法の確認が最重要な理由
高校生の習い事で一番トラブルになりやすいのが、費用と支払い方法の問題です。18歳で成人となった今、高校生本人がローンを組めてしまうケースがあります。これが本当に危ない。
「バイトで払えるから大丈夫」と高額な一括払いの契約をして、思っていた内容と違った、途中でやめたくなったのにお金が返ってこなかった、という話は実際にあります。
習い事は「やりたい気持ち」が一番大切ですが、家族に話して、費用と内容を一緒に確認することが、結局は子どもを守ることにつながります。
体験会・見学で失敗しない習い事の選び方
「なんとなく良さそう」で決めた習い事が続かなかった、というのはよくある失敗です。体験会や見学に行くだけで、その失敗のほとんどは防げます。
教室の雰囲気、先生との相性、通っている生徒の年齢層、費用の内訳。実際に足を運んでみると、ネットや資料だけでは絶対にわからないことが見えてきます。
習い事を選ぶのに「正解」はないけれど、体験せずに決めるのはリスクが高いです。子どもが「これだ」と感じた瞬間を大切に、そのサポートをしてあげてください。
まとめ:高校生の習い事人気ランキング!選ばれる理由と費用・特徴を比較解説
ここまで読んでくださったあなたへ、最後にまとめてお伝えします。
高校生の習い事に「遅すぎる」はない。
でも、今動かなければ「あの時やっておけばよかった」という後悔が来ます。そしてその後悔を一番感じるのは、子ども本人だけじゃなく、親であるあなたかもしれません。

| 目的 | おすすめの習い事 |
|---|---|
| 将来のスキルを身につけたい | プログラミング・Webデザイン・動画編集・英会話 |
| 友だちを作りたい・趣味を見つけたい | 楽器・ダンス・格闘技・ボルダリング・乗馬 |
| 資格を取りたい | ITパスポート・船舶免許・ドローン国家資格 |
| 大学受験の対策をしたい | 学習塾・個別指導塾・通信教育 |
| 体を動かしたい・ストレスを発散したい | 水泳・ダンス・格闘技・ボルダリング・バスケ |
子どもが高校生のうちに出会った習い事が、その後の人生をずっと豊かにしてくれることがあります。一生続く趣味になるかもしれない。大切な仲間と出会う場所になるかもしれない。将来の仕事につながる最初の一歩になるかもしれない。
動くなら、今です。
お子さんの「やってみたい」を、ぜひ全力でサポートしてあげてください。その笑顔が、家族みんなの笑顔につながっていくと、本当に信じています。




ただ、アプリや動画って続かないんですよね、ぶっちゃけ。学校以外の場所で友だちを作りたい、刺激をもらいたいなら、やっぱり習い事という「場」に勝るものはないと感じています。タイミングを逃してしまった、という後悔の声もよく聞くので、気になるなら動いてみてほしいです。