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宅配食は介護保険の対象外?使える制度・自治体補助・費用の目安をまるごと解説

宅配食は介護保険の対象外?使える制度・自治体補助・費用の目安をまるごと解説 高齢者向け宅配食

「宅配食を介護保険で使えると思っていたのに、全額自己負担だった」——この話、思っているより本当によく聞きます。

介護保険制度のわかりにくさは本物で、申請まで進んでやっと「使えないとわかった」というケースも少なくありません。せっかく動いたのに空振りするのは、時間も気力もムカつくほどもったいない。

でも正直に言うと、宅配食代を介護保険で直接カバーすることはできなくても、食事まわりの負担を大きく減らせる方法は存在します。訪問介護の活用、自治体ごとの補助制度、サービスの賢い組み合わせ——知っているかどうかで、月に数千円以上の差が出るケースがあります。

公的機関の情報と現場の声をもとに整理したこの内容を読めば、どこに相談すればいいか・何を先に動かせばいいか、迷わず判断できるようになります。大好きな親の食卓を守るために、まず正しい知識を持つところから始めましょう。

Kaori
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「介護保険で宅配食が使えると思っていた」その勘違い、放っておくと本当にダメです。正しく知って、動く順番を間違えないでほしい。

宅配食は介護保険の対象外?使える制度・自治体補助・費用の目安をまるごと解説

  1. 「宅配食に介護保険が使える」は本当か?まず結論を伝える
    1. 宅配食・配食サービスは介護保険の給付対象外が原則
    2. 勘違いしやすいポイント①:デイサービスの食事代も介護保険は使えない
    3. 勘違いしやすいポイント②:ヘルパーに「買い物だけ」頼むことはできない
    4. 勘違いしやすいポイント③:「介護食の宅配=介護保険サービス」ではない
  2. それでも介護保険で「食事まわりの費用」を圧縮できる方法はある
    1. 訪問介護(生活援助)で調理・買い物を依頼する:1回あたりの費用目安
    2. 要支援の場合は「介護予防・生活支援サービス事業」を使う
    3. デイサービスを活用して昼食を確保する:食費の実費負担の目安
  3. 介護保険を使うために必要な「要介護認定」の申請ステップ
    1. STEP1:市区町村の窓口・地域包括支援センターに相談
    2. STEP2:訪問調査と主治医の意見書を準備する
    3. STEP3:認定結果が届いたらケアマネジャーを選ぶ
    4. 申請から認定通知まで約30日かかった事例
  4. 要介護度別・使えるサービスと1か月の費用目安(表)
    1. 要支援1〜2で使えるサービスと費用の目安
    2. 要介護1〜5で使えるサービスと費用の目安
    3. 1割・2割・3割負担の違いと自分の負担割合の確認方法
  5. 介護保険対象外でも宅配食費用を減らせる「自治体の補助制度」
    1. 補助制度を使った場合の費用比較:補助なし・補助ありのケース(表)
    2. 補助制度の対象条件と申請窓口の調べ方
    3. 補助対象の配食サービス業者を選ぶ際の注意点
  6. 介護保険と自治体補助を組み合わせて費用を最小化する方法
    1. 訪問介護(調理支援)+宅配食を組み合わせた場合の月額シミュレーション
    2. 主食なしプラン・利用日数の調整で節約した事例
    3. ケアマネジャーへの相談が費用圧縮への一番の近道
  7. 宅配食・配食サービスを選ぶときに必ず確認したい5つのポイント
    1. ①体の状態・持病に合った食事形態(やわらか食・ムース食など)があるか
    2. ②栄養管理は専門家が監修しているか
    3. ③安否確認の仕組みと緊急時の連絡体制はどうなっているか
    4. ④料金・配送エリア・キャンセル条件を事前に比較する
    5. ⑤試食サービスで必ず味を確かめてから契約する
  8. まとめ:宅配食は介護保険の対象外?使える制度・自治体補助・費用の目安をまるごと解説

「宅配食に介護保険が使える」は本当か?まず結論を伝える

「介護保険があれば食事代もカバーされる」と思い込んでいる方が、本当に多いです。

それ自体は責められることではなくて、介護保険という制度の説明がわかりにくすぎるのが問題だと思っています。でも、その勘違いのまま動くと、「申請したのに使えなかった」「頼んだヘルパーさんにできないと言われた」という失敗につながりやすい。

まず正しい知識を持つことが、家族の食事を守るための第一歩です。

宅配食・配食サービスは介護保険の給付対象外が原則

宅配食・配食サービスは、介護保険の給付対象にはなりません。費用は全額自己負担です。

なぜかというと、介護保険は「日常生活の基本的な動作への支援」を目的にした制度で、食事を自宅まで届けるサービスはその対象に含まれないと判断されているからです。経済産業省のガイドラインでも、配食サービスは「介護保険給付の対象とはならない多様なニーズに対応する介護保険外サービス」と明記されています。

つまり、どれだけ要介護度が高くても、介護保険を使って宅配食の費用を1割負担にする、といったことはできません。

ただし、自治体によっては独自の補助制度を設けているケースがあります(詳しくは後述します)。

  • 配食・宅配食サービスの費用 → 全額自己負担
  • 介護保険の給付対象外 → 要介護度に関係なく適用されない
  • 訪問介護やデイサービスの「食事費用」も同様に保険対象外の部分がある

勘違いしやすいポイント①:デイサービスの食事代も介護保険は使えない

デイサービスを利用すると、施設で昼食が出ることが多いです。ここで「介護保険使ってるから食事も保険内でしょ」と思いがちなのですが、デイサービスの食費は介護保険の給付対象外で、実費負担になります。

デイサービスの昼食代は1食500〜700円程度が相場というケースが多く、月20日通えば1万円以上の食費が別途かかることになります。

介護保険が適用されるのは、送迎や入浴介助、機能訓練といったサービスの部分だけです。食事代はどんな施設でも「実費」として請求されます。「思っていたより高かった」という声が出やすいのは、ここに気づかなかったからということが少なくありません。

「デイサービスを週3回使い始めたら、食事代だけで月1万2千円以上かかって驚いた。説明を受けていたけど、いざ請求書を見るまでピンときていなかった」という話が周囲にありました。事前に金額を確認しておくことが本当に大切です。

勘違いしやすいポイント②:ヘルパーに「買い物だけ」頼むことはできない

「ヘルパーさんに買い物だけ来てもらえばいい」と考える方がいますが、これは半分だけ正解です。

訪問介護の「生活援助」として買い物の代行は可能ですが、要介護1以上の認定が必要で、ケアプランへの組み込みが前提です。「ちょっとスーパーに行ってきて」という気軽な感覚では利用できません。

また、訪問介護で行える買い物は「本人のために必要な日常的な食材・日用品の購入」に限られます。家族分のまとめ買いや、嗜好品の購入などは対象外になるケースがあります。細かいルールについては担当のケアマネジャーや事業所への確認が必要になります。

勘違いしやすいポイント③:「介護食の宅配=介護保険サービス」ではない

インターネットで「介護食 宅配」と検索すると、たくさんのサービスが出てきます。やわらか食、ムース食、塩分制限食……どれも「介護」という言葉がついているので、介護保険が使えるように感じてしまいます。

でも実際には、「介護食」という名称は食事の形態を表しているだけで、介護保険サービスとはまったく別のものです。

訪問介護のヘルパーさんが自宅で調理してくれるサービスは介護保険の範囲内ですが、出来上がった食事を外から届けてくれる宅配・配食は介護保険の外にあります。「介護食」と書いてあるからといって保険が使える、とはならないので、注意が必要です。

  • 介護保険が使えるもの:訪問介護(調理・買い物代行)、デイサービスの利用料
  • 介護保険が使えないもの:宅配食・配食の食事代、デイサービスの食費、介護食宅配の費用

それでも介護保険で「食事まわりの費用」を圧縮できる方法はある

「じゃあ介護保険って食事に関しては何も使えないの?」と思いたくなりますが、そんなことはありません。

直接的に宅配食代をカバーすることはできないけれど、食事にかかる負担を間接的に軽くする方法があります。組み合わせ次第で、トータルの食費をぐっと抑えられる可能性があります。

訪問介護(生活援助)で調理・買い物を依頼する:1回あたりの費用目安

訪問介護の「生活援助」を使えば、ヘルパーさんに調理や買い物を依頼できます。費用は1割負担の場合、1回あたり約220円(45分以上の場合)が目安とされるケースがあります。

平日5日間、週に1回調理を依頼した場合、1か月の自己負担は約4,400〜4,800円程度+食材費という計算になることがあります。これに食材費が加わるものの、毎日宅配食を頼むよりはコストを抑えられるケースが多いです。

  • 利用対象:要介護1以上の方(要支援は別制度)
  • 1回あたりの費用(1割負担の目安):約220円〜(45分以上の場合)
  • 食材費は別途実費負担
  • ケアプランへの組み込みが必要

ヘルパーさんが作ってくれる食事は、本人の体の状態に合わせて対応してもらえる場合があります。やわらかく煮てほしい、塩分を控えてほしいといった要望を事前に伝えておくと、対応してくれる事業所も少なくないようです。詳細は担当のケアマネジャーや事業所への相談が必要になります。

要支援の場合は「介護予防・生活支援サービス事業」を使う

要支援1・2の認定を受けた場合は、訪問介護ではなく「介護予防・生活支援サービス事業(総合事業)」という別の仕組みが使われます。

サービスの内容は自治体によって大きく異なります。調理や買い物の支援を含む場合が多いですが、利用できる回数や費用は市区町村ごとに違うため、一概にいくらとは言いにくいのが現状です。

「うちの親は要支援なのに使えなかった」という声もある一方、「思ったより手厚かった」というケースもあります。まず地域包括支援センターに連絡して、お住まいの地域でどんな支援が使えるか確認することが先決です。

デイサービスを活用して昼食を確保する:食費の実費負担の目安

デイサービスを利用する日は、施設で昼食が提供されます。この食事代は介護保険外になりますが、1食あたり500〜700円程度の実費で済むことが多く、自分で宅配食を手配するより便利な場合があります。

  • デイサービス利用日の昼食:1食あたり実費500〜700円程度(施設により異なる)
  • 週3日デイサービスを利用する場合:月12食程度の昼食が確保できる計算
  • 食費は介護保険給付の対象外(全額自己負担)

デイサービスを週3〜5日組み合わせれば、その分の宅配食の手配が不要になります。宅配食サービスと組み合わせて、デイサービスのない日だけ宅配食を使うという方法を取っているご家庭もあります。

介護保険を使うために必要な「要介護認定」の申請ステップ

介護保険のサービスを使うには、まず「要介護認定」を受ける必要があります。

「手続きが複雑そうで何から始めればいいかわからない」という方も多いですが、流れを知ってしまえば、それほど難しくはありません。ひとつずつ確認していきましょう。

STEP1:市区町村の窓口・地域包括支援センターに相談

最初の一歩は、お住まいの市区町村の窓口か、地域包括支援センターへの連絡です。

「要介護認定申請書」を受け取り、必要事項を記入して提出します。本人が動けない場合や、家族が遠方に住んでいる場合は、地域包括支援センターや居宅介護支援事業者が代わりに申請を行ってくれるケースもあります。

  • 申請に必要なもの(一般的な例)
    • 要介護(支援)認定申請書
    • 介護保険被保険者証(65歳以上の場合)または医療保険証(40〜64歳の場合)
    • マイナンバーが確認できるもの
    • 申請者の身分証明書(写真付き)
    • かかりつけ医の氏名・病院名・連絡先

自治体によって必要書類が異なる場合があるため、事前に電話やWEBで確認しておくとスムーズです。

STEP2:訪問調査と主治医の意見書を準備する

申請が受理されると、市区町村の担当者(介護認定調査員)が自宅や病院に訪問し、本人の心身の状態を確認する「訪問調査」が行われます。

調査当日は、普段の様子を正直に伝えることが重要です。「人前だと頑張ってしまう」という高齢者の方も多く、実態より軽く見られてしまうケースがあります。普段困っていることや、できないことはしっかり伝えるようにしましょう。

同時に、かかりつけ医が「主治医意見書」を作成します。これは市区町村から直接依頼されるもので、費用負担は市区町村が行います。かかりつけ医がいない場合は、市区町村が紹介する医師の診察を受ける必要があります。

STEP3:認定結果が届いたらケアマネジャーを選ぶ

要介護1以上の認定が下りたら、次は「ケアマネジャー(介護支援専門員)」を選びます。ケアマネジャーは、本人の状況に合ったケアプランを作成してくれる専門家です。

ケアマネジャー選びは、介護生活の質を左右すると言っても過言ではありません。地域包括支援センターに相談すれば、地域の事業所を紹介してもらえます。

要支援1・2の場合は、地域包括支援センターがケアプランを作成します。

申請から認定通知まで約30日かかった事例

申請から認定結果の通知までは、原則として30日以内とされています。ただし実際には、訪問調査の日程調整や書類の手続きにより、1か月以上かかるケースもあるようです。

「急いで申請したのに結果が出るまで2か月近くかかった」というケースもあれば、「3週間ほどで通知が来た」という話もあります。認定待ちの間でも、緊急性が高い場合は暫定的にサービスを利用できる制度があるため、急いでいる場合は窓口でその旨を伝えてみてください。

申請したものの、訪問調査の日程が取れず結果が出るまで50日かかったというケースもあります。介護が必要になってから動くのではなく、「まだ大丈夫かな」と思っている段階から早めに動いておくことが、後から振り返ると正解だったということが多いようです。

要介護度別・使えるサービスと1か月の費用目安(表)

介護保険には、要介護度ごとに「支給限度額」が設定されています。この限度額の範囲内でサービスを利用すると、1〜3割の自己負担でさまざまなサービスが使えます。

「結局、月にいくらかかるの?」という疑問を整理するために、目安をまとめました。なお、1単位あたりの単価は地域・サービス種別によって異なるため、正確な金額は担当のケアマネジャーや市区町村窓口への確認が必要になります。

要支援1〜2で使えるサービスと費用の目安

区分 月の支給限度額(目安単位) 主に使えるサービス例 1割負担の上限目安
要支援1 約50,320単位 訪問型サービス(調理・掃除)、通所型サービス 約5,032円/月
要支援2 約105,310単位 訪問型サービス、通所型サービス、福祉用具貸与 約10,531円/月

※支給限度額は地域や年度によって異なります。詳細は市区町村窓口へご確認ください。

要介護1〜5で使えるサービスと費用の目安

区分 月の支給限度額(目安単位) 主に使えるサービス例 1割負担の上限目安
要介護1 約167,650単位 訪問介護、デイサービス、ショートステイ 約16,765円/月
要介護2 約197,050単位 同上+訪問看護など 約19,705円/月
要介護3 約270,480単位 同上+夜間対応型サービスなど 約27,048円/月
要介護4 約309,380単位 同上 約30,938円/月
要介護5 約362,170単位 同上 約36,217円/月

※上記はサービス費用の上限額(1割負担時の目安)です。実際の利用額はサービスの組み合わせによって変わります。

1割・2割・3割負担の違いと自分の負担割合の確認方法

介護保険の自己負担割合は、前年の所得に応じて1割・2割・3割のいずれかに決まります。

  • 1割負担:多くの方が該当する標準的な負担割合
  • 2割負担:単身で年収約280万円以上など、一定の所得がある方
  • 3割負担:単身で年収約340万円以上など、特に所得が高い方

自分の負担割合は、要介護認定の通知書と一緒に送られてくる「介護保険負担割合証」で確認できます。割合の基準は制度改正で変わる可能性があるため、詳細は市区町村の窓口への確認が必要になります。

介護保険対象外でも宅配食費用を減らせる「自治体の補助制度」

「介護保険では使えない」と聞いてガックリした方、もう少し読んでください。

全国の多くの市区町村が、独自に「配食サービスへの助成制度」を設けています。要介護認定を受けた方や、一人暮らしの高齢者を対象に、1食あたり数百円の補助が出るケースがあります。知らないまま使わずにいるのは、まじでもったいないです。

補助制度を使った場合の費用比較:補助なし・補助ありのケース(表)

条件 1食あたりの費用 月20食の場合
補助なし(民間配食サービス利用) 600〜800円 約12,000〜16,000円
自治体補助あり(例:250〜350円の補助) 250〜450円程度 約5,000〜9,000円
自治体の公的配食サービス(例:相模原市) 500円(実費) 約10,000円(週4回上限)

※自治体・利用条件によって金額は大きく異なります。あくまでも目安としてご参照ください。

群馬県前橋市では、1食500円以上のお弁当に対して250〜350円の配送料・見守り料が補助されるという事例があります。千葉県柏市では1食500円を超えた分を助成するという制度があるという情報もあります。自治体によってまったく内容が異なるため、お住まいの市区町村窓口への確認が必要になります。

補助制度の対象条件と申請窓口の調べ方

補助制度を使えるかどうかは、住んでいる場所によって大きく変わります。

一般的には以下のような条件が設けられているケースが多いですが、自治体ごとに異なるため、あくまで参考程度にしてください。

  • 要支援・要介護認定を受けている方
  • 65歳以上の一人暮らし、または高齢者のみの世帯
  • 身体的な理由から自炊が困難な方
  • 住民税非課税世帯など、所得要件が設定されているケースも

調べ方は、「お住まいの市区町村名 配食サービス 補助」で検索するか、地域包括支援センターに直接電話するのが一番早いです。ケアマネジャーがいる場合は、そちらに確認するのも手です。

補助対象の配食サービス業者を選ぶ際の注意点

自治体の補助を受けるためには、自治体が指定した配食サービス業者を利用する必要がある場合がほとんどです。

「自分が使いたい宅配食サービスには補助が出なかった」というケースが出てきやすいのはここです。補助対象業者の中から選ぶ形になるため、メニューや配送日時の選択肢が限られることもあります。

  • 補助対象業者は自治体が指定している場合が多い
  • 好きな宅配食サービスには補助が適用されないことも
  • 補助対象業者でも、安否確認の方法や食事内容は事前確認が必要
  • 制度内容は年度ごとに変わる場合があるため、最新情報の確認を

介護保険と自治体補助を組み合わせて費用を最小化する方法

「介護保険も補助制度もある、でも結局どう組み合わせたらいいの?」という疑問にお答えします。

正直に言うと、組み合わせ次第でかなり費用は変わります。同じ状況でも、使い方を知っているかどうかで月数千円の差が出ることがあります。

訪問介護(調理支援)+宅配食を組み合わせた場合の月額シミュレーション

要介護1の方が、平日(週5日)の調理を訪問介護にお願いし、デイサービスのない週末だけ宅配食を利用するケースを想定した場合のイメージです。

サービス 利用頻度 1回あたりの費用目安 月額目安(自己負担)
訪問介護(調理・45分) 週5回 約220円(1割負担) 約4,400〜4,800円+食材費
宅配食サービス(昼食) 週2回(週末のみ) 約700円 約5,600円
合計目安 約10,000〜10,400円+食材費

※あくまでもシミュレーション上の目安です。実際の費用は要介護度・地域・事業所・利用内容により異なります。詳細はケアマネジャーへの相談が必要になります。

主食なしプラン・利用日数の調整で節約した事例

宅配食サービスの多くは、ご飯(主食)ありとおかずのみ(主食なし)を選べるプランを用意しています。

主食を自分で用意できる場合、おかずのみのプランにすると1食あたり50〜100円程度安くなるケースがあります。月に20食利用するなら、1,000〜2,000円の節約になる計算です。

  • 主食なしプランへの変更:1食あたり50〜100円程度安くなる場合がある
  • 週7日→週5日への利用日数削減:週あたり約1,000円程度の節約になるケースも
  • デイサービス利用日は宅配食をキャンセル:昼食の重複払いを防げる

「毎日頼んでいたけど、デイサービスの日は昼食が出るとわかって週2日分解約したら月5,000円以上浮いた」という話もあります。小さな工夫の積み重ねが、家計の負担を軽くします。

ケアマネジャーへの相談が費用圧縮への一番の近道

ぶっちゃけ、費用を最小化したいならケアマネジャーへの相談が一番確実で早いです。

ケアマネジャーは、その方の体の状態・経済状況・生活環境を把握したうえで、地域で使える制度やサービスを組み合わせてくれます。自治体の補助対象業者の情報も持っていることが多く、「こんな制度があるから試してみては」と提案してくれるケースが多いです。

「自分でいろいろ調べたけど、ケアマネさんに聞いたら知らなかった補助が使えることがわかった」という声は少なくありません。遠慮なく何でも相談してみてください。

宅配食・配食サービスを選ぶときに必ず確認したい5つのポイント

「どのサービスを選べばいいかわからない」という声は本当に多いです。

業者ごとに価格も食事の内容も配達方法もバラバラで、比べようとするとそれだけで疲れてしまうことがあります。でも、確認すべきポイントを絞れば、迷いはかなり減ります。失敗しないために、この5つだけは必ずチェックしてください。

①体の状態・持病に合った食事形態(やわらか食・ムース食など)があるか

まず確認するのは、食事の「形態」が体の状態に合っているかどうかです。

高齢になると噛む力・飲み込む力が衰えてきます。普通の食事をそのまま食べると誤嚥のリスクが高まるため、食事形態の選択は安全面でとても重要です。

  • 普通食:噛む力・飲み込む力に大きな問題がない方向け
  • きざみ食・一口大:噛む力がやや低下している方向け
  • やわらか食・ソフト食:歯ぐきでつぶせる程度のかたさが必要な方向け
  • ムース食・ペースト食:飲み込む力が低下している方、誤嚥が心配な方向け
  • 減塩食・カロリー調整食:高血圧・糖尿病など食事制限がある方向け
  • たんぱく質調整食:腎臓の機能が低下している方向け

どの食事形態が適切かは、担当の医師や管理栄養士に相談することをおすすめします。

②栄養管理は専門家が監修しているか

「栄養バランスが整っています」と書いてあるサービスは多いですが、実際に管理栄養士が献立を作成・監修しているかどうかを確認することが重要です。

65歳以上で低栄養傾向にある方は、男性で約13%、女性で約22%にのぼるというデータがあります(厚生労働省資料より)。一人暮らしの場合は特に食事が偏りやすく、栄養管理の専門知識が入った食事かどうかで、体の状態に大きな差が出てくることがあります。

カロリー・塩分・たんぱく質などの数値が記載されているサービスを選ぶと、食事制限が必要な方も安心して続けやすいです。

③安否確認の仕組みと緊急時の連絡体制はどうなっているか

配食サービスは食事を届けるだけでなく、毎日の配達が「生きているかどうかの確認」にもなります。一人暮らしの親を持つ家族にとって、これは本当に大きな安心感につながります。

  • 手渡しを基本とする業者かどうか
  • 異変があった際の緊急連絡先の設定ができるか
  • 前日の食事が未開封のまま残っている場合の対応はあるか
  • 置き配対応の場合は安否確認が省略されることも

「置き配にしたら、2日間気づかれなかった」というケースもあります。安否確認を重視する場合は、必ず手渡しで対応している業者を選んでください。

④料金・配送エリア・キャンセル条件を事前に比較する

宅配食サービスの費用は、1食あたり500〜900円程度が目安ですが、業者によって送料・入会金・最低注文数などの条件が異なります。

  • 1食あたりの料金:500〜900円程度(病態食は高くなる場合がある)
  • 送料:無料の業者もあれば別途かかる業者も
  • 入会金・年会費:不要の業者が多いが要確認
  • キャンセル・休止の締め切り:前日15時まで、など業者によって異なる
  • 配送エリア:全国対応の業者とエリア限定の業者がある
  • 配達日時の指定:毎日定時のみ、または時間帯指定可能かなど

継続して使い続けることを考えると、料金だけでなく「使い勝手」も大切です。デイサービスの日は不要だからキャンセルしたい、という場面も出てきます。キャンセルの締め切りが厳しいと、うっかり無駄な注文が発生することもあるため、事前確認が必要です。

⑤試食サービスで必ず味を確かめてから契約する

試食なしで契約するのは、正直おすすめしません。

栄養バランスが完璧でも、本人が「おいしくない」と感じたら食べなくなります。食べなければ意味がないし、食事が楽しみじゃなくなることは、高齢者の方にとって生活の質に直結します。

多くの業者が試食セットやお試しキャンペーンを用意しています。複数の業者の試食を比べて、本人が「これなら食べたい」と言えるものを選ぶのが一番です。

「栄養士監修のサービスを契約したものの、薄味が嫌いな義母がほとんど手をつけなかった。試食していれば防げたと後悔した」という話を聞いたことがあります。どんなに良いサービスでも、食べてもらえないと意味がない。試食は絶対に先にやってください。

まとめ:宅配食は介護保険の対象外?使える制度・自治体補助・費用の目安をまるごと解説

最後まで読んでくれて、ありがとうございます。

まとめ:宅配食は介護保険の対象外?使える制度・自治体補助・費用の目安をまるごと解説

改めて整理すると、宅配食・配食サービスは介護保険の対象外です。これは変えられない事実です。でも、だからといって「じゃあどうしようもない」ではない。介護保険で使えるサービスの活用、自治体の補助制度、そして賢い組み合わせで、食事にかかる負担をぐっと小さくできる可能性があります。

  • 宅配食・配食サービスは介護保険の給付対象外(全額自己負担)
  • 訪問介護(生活援助)で調理・買い物支援を受けられる可能性がある(要介護1以上
  • 要支援の場合は介護予防・生活支援サービス事業(総合事業)を活用
  • デイサービスを利用する日は、施設の昼食を実費で利用可能
  • 自治体によっては配食サービスへの補助制度がある(要確認)
  • 費用を最小化したいなら、まずケアマネジャーか地域包括支援センターへ相談
  • 宅配食業者を選ぶときは試食必須・食事形態・安否確認の方法を確認

ぶっちゃけ、この制度のわかりにくさは本当にムカつきます。でも、知らないままでいると損をするのは親でも、義理の親でもなく、最終的には毎日その食事の心配をしているあなたです。

「まだ大丈夫かな」と思っている間に動いた人が、一番後悔しない。要介護認定の申請も、自治体の補助の確認も、試食の申し込みも、今日できることです。

家族の食卓に笑顔がある毎日は、ちゃんとした食事があってこそです。大好きな親に、毎日おいしいものを食べてほしい。そのための一歩を、今日踏み出してみてください。

※本記事の内容は一般的な情報提供を目的としています。介護保険の利用・費用・制度の詳細については、お住まいの市区町村の窓口・地域包括支援センター・担当のケアマネジャーへご確認ください。

Kaori
Kaori
今日動いた人が、一番後悔しない。試食の申し込みも補助の確認も、全部今すぐできます。親の笑顔は、動いた人にしか来ません。

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プロフィール
Kaori

ママの悩みに寄りそう情報(心に平穏をもたらすためのママ友関連問題への対処、子供の将来が楽しみになる習い事選び、気持ちを穏やかにするための嫁姑問題への対処、家族の栄養を考えた宅配食選び)を発信しています。
このサイトでは、私自身の中学・高校教員免許取得までの経験や学びをもとに、20年以上の経験から同じように悩むママたちが、子どもや親など大切な家族との関係を守りながら、無理のない心地よい関係を築くためのヒントをお届けします。

私たちの子どもたち、そして家族みんなが心から笑える。
そんな毎日につながる場を作りたいと思い、このサイトを立ち上げました。

私自身、まだまだ新米ママです。
それでも、これまでにママ友との関係や親せき付き合いで悩み、つらい思いをしたことがありました。
また、子育て、とくに学習面でも多くの迷いや挫折を経験してきました。

それでも、家族や子どもを大切にしたいという思いは、ずっと変わりませんでした。
その気持ちからたくさん調べ、学び、少しずつ考えを深めながら、このサイトを作っています。

同じような不安や悩みを抱えている方がいるなら、ひとりで抱え込まず、一緒に前に進んでいけたらうれしいです。
ママ友との関係、家族との関わり方、子どもの教育について、できるだけわかりやすく発信していきます。

皆さんが同じようなつらい失敗をしないように。
少しでも心が軽くなり、毎日が穏やかになるように。
そんな願いを込めて、情報をお届けしていきます。

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